郡山市50代男性係長「パワハラ」 部下に不適切発言、懲戒処分
郡山市50代男性係長「パワハラ」 部下に不適切発言、懲戒処分:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet (minyu-net.com) より
2021年02月10日 08時40分
郡山市は9日、50代の男性係長が部下の職員に不適切な発言をするなどパワーハラスメント行為を繰り返したとして、減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
市によると、男性係長は昨年4~9月、特定の部下1人に「小学生か」「信用できない」などの発言を繰り返したほか、別の職員にも、この部下の人格や能力を否定するような発言を繰り返した。
また部下に十分に説明しないまま困難な業務を指示していた。
部下が市の相談窓口に相談したことで発覚。男性係長は聞き取りに「指導の一環だった」と話しているという。市は男性係長の上司3人を訓告処分にした。
市によると、部下は精神的苦痛を理由に一時休職したが、男性係長の謝罪を受け入れ、元の部署で復職した。個人の特定につながるとして、市は男性係長の所属などを公表していない。
記者会見した品川萬里市長は「このような事態となったことをおわび申し上げる」と謝罪した。
市は9日、60代の女性職員を同日付で戒告処分にしたとも発表した。市によると、女性は昨年4月の退勤後に車を運転中、同市富久山町八山田で歩行者との接触事故を起こし、相手に軽傷を負わせた。