パワハラを受けたらどこに相談? ~自分が会社で活き活きと働くために~

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パワハラ地獄敢闘記(ホームページ用)
企業の方の、ハラスメント対応の
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パワハラ相談(全国対応)
電話・メール無料窓口は以下から!

私たち職場環境改善工房は、以下のお電話でハラスメント相談を承っております。
基本は、10:00~18:00です。※但し、すぐに出られない時がありますので、その時は折り返します。

また、メールフォームのご相談も、以下のボタンをクリックしてできます。

ちなみに、相談員のプロフィールは、こちらになります。

1.最初に大切なのは「怒りのまま動かない」こと

パワハラを受けた直後は、誰しも怒りや悔しさがこみ上げます。しかし、感情のまま動くと、問題の構造が見えなくなります。
私が相談現場で何より重視しているのは、まず**「整理して、カタチにする」**こと。

いつ・どこで・誰から・どんな行為を受けたのか、そして自分がどう感じ、健康や仕事にどんな影響があったのか――それを時系列で見える化する。この「整理」の段階が、のちの相談や改善の土台になります。


2.最初の相談先は「会社の相談窓口」これが超基本

次のステップは、「どこに相談するか」です。
基本は、会社のハラスメント相談窓口に正式に申告することです。
パワハラ防止法によって、企業には相談窓口の設置・調査・再発防止措置が義務づけられています。

ここで重要なのが、「到達が証拠として残る形」で出すこと。
口頭ではなく、メールや書面で正式に提出してください。
メールなら以下の4点を軸にまとめましょう。

  1. 事実の時系列
  2. 健康・業務への影響
  3. 求める再発防止措置(面談・調査・指示系統の見直しなど)
  4. 回答期限(例:「○月○日までにご回答ください」)

この4点を意識するだけで、相談の通り方が格段に変わります。


3.「相談文の設計」が解決の初速を決める

私がサポートする際、最初に一緒に行うのがこの「相談文づくり」です。
事実 → 評価 → 要請 の順で書き、感情的な言葉は極力削ります。

たとえば「人格否定された」という表現を「『バカ』という発言を受けた」と具体化する。
会社が判断に使える資料(議事録、日報、指示メール、診断書など)を添付すると、社内調査がスムーズに動きます。

会社を動かすのは“感情”ではなく、“構造”。
冷静に、再発防止のための具体的な仕組みを提示することが、効果的なアプローチです。


4.社内で解決が難しい場合は「外部相談」も併用

社内で解決が進まないときは、労働局などの外部窓口を活用することも有効です。
特に、明らかな法令違反が疑われる場合は、行政機関への助言・指導の申し出を検討しましょう。

ここでも大切なのは「準備の質」。
感情ではなく、整理された資料と再発防止のイメージを持ち込むことで、外部機関の支援力が最大化します。

社内→行政→専門家という順で「三層の仕組み」を押さえると、どんな会社でも改善の糸口が見つかります。


5.「会社を良くする当事者」という発想を持つ

パワハラ相談というと「相手への制裁」を想像しがちですが、実はゴールはそこではありません。
本当の目的は、自分も周囲も安心して働ける仕組みをつくることです。

たとえば、

  • 指揮命令系統の明確化
  • タスク・納期の可視化
  • 定期1on1の導入
  • 相談記録の標準化
  • 教育・研修の頻度見直し

こうした“仕組み”を整える提案は、会社が受け入れやすく、あなた自身の信頼回復にも繋がります。


6.やってはいけない「三つのNG」

私が現場で見てきた、失敗につながりやすい典型パターンを挙げておきます。

  • NG1:感情的な長文メールや告発文
     → 読む側の理解が追いつかず、要点が伝わらない。
  • NG2:「謝罪・処分」を初手の目的にする
     → まずは再発防止の提案から入る方が、会社は動きやすい。
  • NG3:相談しただけで安心してしまう
     → 相談→対応→フォローアップまでが“相談プロセス”です。

冷静に、戦略的に、粘り強く。これが本当の「相談力」です。


7.証拠よりも「プロセス」を積み上げる

録音や日記がなくても大丈夫です。
パワハラ対応で最も有効なのは、相談のプロセス自体を記録化すること
「相談→会社の応答→面談→措置」という流れを文書で残すことが、最強の“再発防止証拠”になります。

私の支援では、面談後に「確認メモ」をこちらで作成し、会社に共有します。
「事実関係に誤りがあれば修正を」と添えることで、記録の公正性も確保できます。


8.心身のケアを最優先に

忘れてはいけないのは、あなたの健康です。
産業医や主治医の意見書を添えて、業務量・配置の一時調整を求めることも立派な再発防止策です。

体調の変化――食欲不振、睡眠障害、動悸など――は、早めに記録し、相談時に提出してください。
医療の裏づけは、会社の判断を動かす「客観データ」になります。


9.「本気の相談」を本気で受ける無料窓口

「どう動けばいいかわからない」「一人で整理できない」という方へ。
私の窓口では、無料で相談を受けています
概要をメールで送っていただければ、私が「整理→戦略→到達のカタチ」に沿って一緒に構成します。

相談内容が不明確な場合は返信できないこともありますが、それは品質を守るため。
本気で解決したい方には、徹底的に付き合います。


10.“感動報酬制”という考え方

私の活動の特徴の一つが、この「感動報酬制」。
相談はすべて無料です。
納得して解決された方が、任意で支援してくださる形です。

現金だけでなく、日本酒を送ってくださったり、別の相談者を紹介してくださることもあります。
「お金よりも関係と安心を」――この哲学が、私の原動力です。


11.ゴールを「懲らしめ」ではなく「活き活き」に

最後にお伝えしたいのは、あなたのゴールを再定義することです。
「あの人を懲らしめたい」ではなく、「自分が活き活きと働ける状態を取り戻す」こと。

たとえば、

  • 尊重あるコミュニケーション
  • 納期と優先順位の合意
  • 不必要な叱責の排除
  • 評価プロセスの透明化
  • 健康を守る勤務設計

これらを「自分の望む職場像」として言語化し、会社に共有してみてください。
パワハラ相談は、自分の働き方を再設計するチャンスでもあるのです。


12.まとめ:整理・戦略・到達のカタチで前に進む

どんなにつらい状況でも、整理すれば必ず出口が見えてきます。
怒りを言葉に変え、言葉を記録に変え、記録を行動に変える。
この一連のプロセスが、あなたの尊厳を取り戻す道です。

整理 → 戦略 → 到達のカタチ
私は、その道をあなたと共に歩みます。
どうか一人で抱え込まず、まず「書く」ことから始めてください。
あなたがもう一度、胸を張って働ける日常を取り戻すために。

私たちは、ハラスメントのご相談 承っております。

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    ご相談の具体的内容(すべての項目、必須です)

    1、いつ、どこで、誰に、どのようなことをされたのか(時系列で具体的に分かりやすく)(必須)

    2、この件で、会社の相談窓口や、労基署・警察署などに相談しているか? 相談した結果、どうなったか?(必須)

    3、このハラスメントをどのように解決したいか。解決の基本路線を選び、その上で、具体的な解決状態を述べてください。(必須)