新人研修でパワハラについて、どう教育しますか?
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私たち職場環境改善工房は、以下のお電話で、企業様や個人さまのハラスメント対応の相談を承っております。
対応時間は、平日の10:00~18:00です。※但し、すぐに出られない時がありますので、その時は折り返します。
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ちなみに、ご相談に対応するコンサルタントのプロフィールは、こちらになります。
目次
新人教育で、ハラスメントについて教える必要がある。
新入社員が入社して、パワハラで1年未満~2年のうちに命を絶つ方がいます。
学卒の新入社員は、会社の中でも一番弱い立場であり、パワハラに遭い続けて、自ら命を絶つこともあります。
しかし、新入社員だって自分の命や心を守る権利はあるのです。ただ、身を護る方法が分からず、挙句の果てに、自ら命を落としてしまうのです。
ハラスメントは、一方的なコミュニケーションの蓄積により、心と体に異常きたすまで行われます。何を言っても、否定される言動で返され、亡くなっていくのです。
ですから、新入社員に対しては、ハラスメントに対して「我慢し続けない」という事を教えていく必要があります。
新入社員がパワハラで追い詰められるケース
私たちは、パワハラの個人相談も受けています。
新入社員でメンタル不調をきたすケースは、職場内での、①無視無関心 ②仕事ができていないと責める の連続が多いです。教えずに、責めるということです。
実は、この方法が相手のメンタルを追い込む、一番楽な方法です。なにせ、自分たちが良心の呵責を感じずに、一方的に相手を責めることができるからです。
責めて、自分だけが優位に立つ。そして、教えない。こんな楽なことはないのです。
パワハラは、無意識無自覚に相手を否定するコミュニケーションである
だからこそ、新入社員には、ハラスメントからキチンと逃げることを覚えさせなければいけないのです。
新入社員の場合、周りが全て自分より目上の人、というケースが多く、意思表示ができないことが多いのです。
ですが、理不尽なことが多い場合、キチンとハラスメントを訴えて、メンタル面で安全なところにいられるような対処方法を教えていく必要があるのです。そうでないと、入社1年目でメンタル疾患・自死という事がおこってしまいます。
新入社員に教えるべき、ハラスメント教育とは
新入社員に教えるべきハラスメント教育の基本があります。
- 企業に課せられているハラスメント防止措置義務を教える
- 相談窓口機能は、キチンと機能させなければいけない←具体的には、再発防止措置を講じなければいけないこと。
- ハラスメントを受けていると感じたら、会社の相談窓口にハラスメントの相談すること。
- 親、家族、友人・同僚などの協力を仰ぐのも可
- 誰かの助けを求める!
簡単に言えば、「我慢するな!」という事なのです。新入社員は立場が一番弱いので、自分の意見も言えない人も多いのです。しかし、理不尽なことをされていると感じたときに、それを口に出すことも大切なのです。要は
ハラスメントだ、と口にする!意思を言う
という意識づけを行うことが大切なのです。
新入社員ほど、助けを口に出せない人はいません。だからこそ、理不尽に対して、助けを求めるという意識づけは、自死・メンタル疾患を防ぐためにも大切なのです。
まとめ
新人社員には、ハラスメントには「ハラスメント」と口に出すことを教えることは非常に大切なことです。もちろん、言われた時にどう対応するかという問題もあるでしょう。
新入社員の方へのパワハラ対応を悩んでいる企業の方は、そういう時には、是非、私たちにご相談いただければと思うのです。
新入社員のパワハラ防止についてのご相談など、下記の相談フォームからよろしくお願いいたします。