パワハラの標語を作る秘訣とは
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パワハラ防止の標語を作ることも、ハラスメント対策になる。
パワハラの防止対策として、標語を作る!ということも大事なことです。
標語の効果というのは、以下のようなものが挙げられます。
- 掲示され続けることで、意識に浸透する
但し、慣れてしまうと、ただの風景になってしまう事もあるので、研修など、定期的な教育も行いながら、標語を作るのが良いでしょう。
では、どういう標語が良いのでしょうか。例を挙げます。
実は、これらは厚生労働省が選んだ、ハラスメント防止標語です。
厚生労働省は二十二日、職場のハラスメント撲滅に向けたキャッチフレーズを募集し「パワハラでなくす信用 部下の支持」をパワハラの部門の大賞に選んだと発表した。結果の重大さを訴えた内容で、これを含む六つのキャッチフレーズを啓発用のポスターやステッカーに使う。
○○ハラ 防止へ標語 厚労省、2365通から6作選考:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
厚労省は昨年七~八月、パワハラとセクハラ、妊娠出産を巡るマタニティーハラスメント(マタハラ)の三部門で募集。計二千三百六十五通の中から各部門で有識者らが大賞を決めたほか、インターネット投票を行いネット賞もそれぞれ選ばれた。パワハラ対策は六月から大企業に義務付けられ、中小企業では努力義務となる。中小は二〇二二年四月に義務化される。ネット賞は「そのパワー 俺に向けずに 業績に」が選出された。
一見よさそうにも、見えますが、実は・・・「私たちは問題あり!」と思っています。
なぜなら、これは「~してはいけない!」という禁止系の標語だからです。
ハラスメントを行う人の殆どは無自覚です。無自覚の人間に「~してはいけない!」という言葉は響きません。
「褒める」がパワハラ防止標語の基本
ですから、私たちは、以下の標語を提案します。
職場環境改善工房の提案するパワハラ防止標語
なぜ、これかと言うと、ずばり、ハラスメントの心理にあります。
ハラスメントの心理の特徴には、以下があります。
- 自分だけが優位に立とうとする
- 相手の価値や存在を下げる
そして、無理やり強制的に相手を説得するのです。
ここには、ふれあいも、ほめあいも、みとめあいも、わかりあいもありません。
相手の価値を下げているのです。ハラスメントにおいては、相手を認めようという触れ合いは無いのです。
ですから、ハラスメントを防止するためには、相手を認めるコミュニケーションをしていかなければいけないのです。いわゆる「褒める」という事です。
言い換えれば、触れ合い、褒め合いの方法・手段はこんなにあるのだという事です。褒める・・・・これは気持ちさえ込めれば誰でもできることです。つまり、私たちが提案した標語は、直ぐに実践できることでもあるのです。
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褒めるの根底にあるものは、「触れ合い」
色んな「褒める」の在り方があるのですが、その根底には、愛情ある「認め合い」が根を張っています。
まとめ
以上、見てきたように、ハラスメントの標語は、「褒める」を基調にし、根底に「愛情が通い合う」ようなものした方が良いでしょう。
パワハラの標語でいろいろご検討されている企業様がございましたら、私たちにご相談ください。
ハラスメントの標語作りだけでなく、ハラスメント防止でお悩みの企業の方は、是非、以下のメールフォームからご相談ください。
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