パワハラをする上司は、どういう心理なのか?
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対応時間は、平日の10:00~18:00です。※但し、すぐに出られない時がありますので、その時は折り返します。
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目次
ハラスメントの心理の大本は「何かに怯えている」こころ
~パワハラする上司の心理~
ハラスメントをする心理には、実は「何かに怯えている」という原理原則があります。
値引きの心理
というもので、自分や相手の価値を下げながら、自分だけが心理的優位に立とうします。そして、この心理は無意識無自覚に行われます。
ですから、上司がパワハラをする場合は、自分の劣等感を隠して、上司としての立場を保つために、自分を正当化して、他者否定=ハラスメントを行うのです。
ハラスメントを言動で表すか、態度で表すか。
この値引きの心理によって引き起こされるハラスメントは、
- 言葉によるものか
- 態度によるものか
に大きく分かれます。正確には、「不機嫌の心理」「不愉快の心理」といいます。
不愉快の心理とは、最も恐ろしい正義感を出して、相手の欠点・短所を「言葉にして攻撃」する心理です。
不機嫌の心理は、「言葉に出さずに、雰囲気を出して、相手を攻撃」します。
ハラスメントのコミュニケーションの在り方。
だから、ハラスメントをする人間とされる人間のコミュニケーションの取り方と内面は以下のようになるのです。
◆パワハラをしている人間のコミュニケーションの取り方と内面
- コミュニケーションの取り方
- 強制的 無理やり、頭ごなし、押し付ける、責める、諦めさせる、威圧する、怯えさせる、委縮させる、拒絶させる
- 怒る 怒鳴る 同情させる 混乱させる 罪悪感を持たせる 責任を押し付ける やって当たり前 当然だろう
- 内面・内心
- 拒絶 拒否 トラブル 裏切り 敵意 憎しみ 恨み 暴行
- 場合によっては・・・・だます、復讐
そして、ハラスメントを受けている側の心理は以下のようになります。
◆パワハラをされている人間のコミュニケーションの取り方と内面
- コミュニケーションの取り方
やってるふり やるふり やってるつもり しているつもり あ~あ、またか~ やっぱり~ どうせ~ 仕方がない まあいいか 諦め 妥協 やらされる 義務的 やらされ感 怒りでやる 拒絶感をもつ 嫌悪感を持つ ストレスがたまる
- 内面・内心
仕方ないと自分に言い聞かせる 悩む 迷う 必要以上に何かを思い込ませる。グズグズする やらなきゃ! しなきゃ! 妥協 あきらめ イヤイヤする もういいや
つまり
- ハラスメントをする上司の心理・・・・無理やり強制的に相手を説得する
- ハラスメントされる側の心理・・・・無理やり強制的に自分を納得させる
そして、ハラスメントをされる側は、耐えきれなくなると、仕事を自ら辞めたり、メンタル疾患にかかってしまうのです。ここに自ら行動をさせなくする、ハラスメントの本当の恐ろしさがあります。
法律は、企業に「ハラスメントを相談したら、再発防止をしなければいけない」と義務付けている。
ただ、一つだけ、覚えていて欲しいのは、ハラスメント防止法は、「ハラスメントを相談したら、事実が認められなくても、再発防止措置を行うことを義務付けている」ということです。つまり、ハラスメントだな・・・と感じたときは、
- 会社の相談窓口に相談する!
- 会社の相談窓口が対応しない場合は、労働局に相談して、対応してもらう事。
- 会社の相談窓口や、労働局への相談の仕方が分からなければ、私たちのハラスメント無料相談に相談するのもアリです。
という流れで動いた方が良いのです。
まとめ
ハラスメントに対して、対応に困っている企業の方も多いかと思います。
そういう企業の方、私たちにご相談いただければと思います。
以下のメールフォームからご相談ください。