社員の育成に必要な考え方とは?
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目次
社員育成には、「目的」が大事
社員を育成しよう!というときに、理想像さえ描けずに、なんとなく「社員育成しなきゃな~」と思っていることありませんか?
そんな貴方の会社に社員育成はできません!
なんとなくで、社員を育成することはできないのです。
社員教育には、必ず「どういう人材に育ってほしいのか?」という具体的な方向性が必要です。
しかし、人材育成に対する日本の企業のマインドは逆のようです。
これは、厚生労働省がまとめた『平成30年 労働経済の分析 ―働き方の多様化に応じた人材育成の在り方について―』に出ていたデーターで、人材育成の目的が何かを聞いたアンケート結果です。
- 労働生産性
- モチベーション
- 今後必要なる人材
- 必要な能力
これらをまとめると、
能力を上げてモチベーションを維持する
ことが、社員研修の目的なのだと感じます。しかし待ってください。
何をもって能力を上げると言えるの? 何をもってモチベーションを維持していると言えるの?
この具体性が欠けていると、とてもではないが、目的を設定しているとは言えないのです。
大事なのは「ビジョン」
私たちは「ビジョン」を《なりたい姿》として、理念と人材育成とビジョンの関係をこのように伝えています。
どういう会社になりたくて、どういう人材を育成していくのか!という視点が社員教育には必要なのです。
ビジョン達成には、分析が大事
それでは、「ビジョン」について、詳しく見ていきましょう。
経営におけるビジョンとは《なりたい姿=将来像》とも言えます。
理念との関係でいえば、こんな関係です。
実は、社員の育成は、「経営計画・戦略・目標」の内容になるのです。
ですから、社員を育成するためには、ビジョンを達成するための「人材を育成するための分析」が必要です。
その分析要素としては、
- 会社の人材の強みは何か。
- (ビジョン達成に対する)弱み=問題は何か
- 問題を克服するために必要なことは何か
が必要になってくるのです。
会社の人材の強みを分かってますか?
分析にまず大事になってくるのが、会社の人材の強みです。
実は、この会社の人材の強みをキチンと把握しているところはありません。
一つ質問をしましょう。
社員一人一人の強みを、漏れなく把握していますか?
もちろん、私たちでも、これを完璧にやれるわけではありません。しかし、だれでも長所があるように、会社の業務能力遂行においても、だれでも長所はあるのです。
しかし、多くの企業において、この「長所発見」を放棄しているところが多いのです。
どういう弱みがありますか?
弱みを知るための問いかけがあります。
- ビジョンを達成するために、必要なものは何か?
- その必要なものを私たちは持っているか?
もし、持っていなければ、それが「弱み」となります。
弱みとは問題です。なので、弱みを知ることは問題を知ることにもなるのです。
問題を克服するために必要なことは?
問題を発見したら、それを克服するために必要なことを見出さなくてはなりません。
問題を発見し、解決すること
がとても大事なのです。社員の育成においては、ひとりひとり必ず問題が出てきます。それをキチンと見出し、解決する道筋をつけることも大事なのです。
まとめ
「ハラスメントを無くす!」を原点としている、私たちは、ひとりひとりが活き活きとすることコンサルティングの原点としています。
そして、この考え方に基づいて、社員を育成していくことも大事なのだと思っております。
私たちは、「ハラスメントを無くす」を原点に、企業様のお役に立ちたいと思っています。社員教育でお悩みに企業の方、是非、私たちにご相談ください。
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