「パワハラを訴えられた」で困っています。
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目次
ハラスメントで訴えられたで、困ったしまったご相談。
ハラスメントで訴えられて、困っている!というご相談もございます。本日は、私たちが受けてきたパワハラ相談の事例をお伝えいたします。
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(相談内容)業務上必要な指導をすれば、「ハラスメント!」と言われ、困惑しています!
私は昨年、ハラスメントを行ったとして厳重注意されま
した。自分の未熟さが招いたと理解し、改善に努めてい
ます。
現在、新人を育成する立場にありますが、新人の業務に
対する不真面目さ(業務中の私用でのインターネットの
長時間利用、業務とは関係のない暇つぶし)に対する指
導について悩んでいます。その新人は仕事のミスが多く
、先輩(Aさん)によく指導されていました。行き過ぎた
指導はありませんでしたが、新人は「大声で怒鳴られた
」と訴え、診療科で適応障害の診断を貰い、Aさんは処分
を受けました。(Aさんも以前ハラスメントの勧告を受け
ています)
過去に過ちがあったとはいえ、改善に努め、業務上必要
な指導をすればハラスメントと言われる現環境に困惑し
ています。上司2人はこちらの意見を聞いてくれません。
育成担当を降りれば減給と言われます。
大事にしたい訳ではありませんが、自分の身を守りたい
です。どうすればいいでしょうか?
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相談に対する回答
ご相談ありがとうございます。
私たちも多くのハラスメントの相談に対応しておりますが、
何か嫌な感情を受け取ると「ハラスメント!」と主張し、自分を自己正当化する人が増えているのも事実です。
そして、人間が感情の生き物である以上、ちょっとした嫌な感情を「ハラスメント!」と主張して自己保身に走る人は一定数います。
その中で、自分を守るためにも、ハラスメントと感じさせない業務上の指導を行う、コツがあります。
それは、①知って、②分かって、③認めて ④褒める の4ステップを踏まえたコミュニケーションを取ることです。
業務上の指示ですから、それは、正しいものでしょう。但し「正しさ」はいくら正しくても一方的なものであり、心に響きません。
むしろ、一方的な正しさの伝達は、相手の心に拒否感をもたらします。それがハラスメントと感じさせてしまう正体です。
ですから、相手の気持ちを知ろうとし、それを理解して、受け入れ、褒めるということをやった上で指導をすることが大事です。
恐らく、あなた様は、相手の気持ちを分かろうとしたり、受け入れようとするプロセスを抜いて、単に正しさ=指導をしてきたのではないかと推察します。
人は気持ちを分かってほしかったり、頑張ったことを認めてほしい欲求を持っていますから、それが満たされないと、拒絶反応を起こすのです。
ですから、人の気持ちを分かって、それを褒めつつ、指導するというコミュニケーションをしていくことをお勧めいたします。
回答のポイント
この回答のポイントは、「コミュニケーション」の仕方、心がけを重点にしているところです。何か嫌な感情を抱いたら、「ハラスメント!」という人は一定数います。ならば、そういわれるリスクを少なくするには、どういうコミュニケーションが大切なのかという事をお伝えしています。
ポイント
- 指導であっても、気持ちを分かろうとし、それを表現していないと、相手にとっては一方的になってしまう。
- ①知って、②分かって、③認めて、④褒める のプロセスで、相手の心に響くコミュニケーションを取りながら、指導をしていく
まとめ
パワハラで、訴えられた!という相談が後を絶ちません。そして、話を聞いてみると、人に対して不快感情に入らせるコミュニケーションをとっているケースが多いのです。
自ら、相手の気持ちを知ろうとし、それを表現していくことが、結局のところ、パワハラを無くしていく原動力になると思います。
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