ハラスメント対策の事例には、どういうものがありますか?
企業として、どのようにハラスメントの防止措置を講じていけばよいのか、悩むことも多いと思います。しかし、ハラスメント防止措置は、待ったなしの状況です。であれば、より前向きにハラスメント防止措置を講じるのも面白いではないか? ということです。
私たちが、多くの企業でハラスメント対策に対応してきました。その中で、私たちのハラスメント対策の事例の基本となることもここでご紹介したいと思います。
目次
ハラスメント対策の基本とは
企業において、ハラスメントにどういう対策をすれば良いか、悩みどころではないでしょうか。
しかし、基本的なハラスメント防止措置は、ハラスメント防止法にのっとって行う事です。「法律!?」と思うかもしれませんが、難しいことではありません。基本的なことさえ押さえておけば、しっかりとパワハラ対策は、どの企業でもできます。
私たちが前に乗せた、企業のハラスメント対策の記事は、こちら。
これをかいつまんで言うと。
- 就業規則で、ハラスメント行為の禁止を明記する。
- ハラスメント防止の研修を定期的に行う
- ハラスメント相談窓口を設置する
- ハラスメント相談窓口は、ハラスメントの相談をされたら、早急に動かなければいけない。
- ハラスメントの事実が認められた時は、措置を講じなければいけない。
- ハラスメントの事実が認められなくても、改めて再発防止措置を講じなければいけない
という事になります。厳しさと柔軟さを兼ね備えた法律ですので、それぞれの会社事情に合わせて、より充実したハラスメント防止措置を講ずることも可能なのです。
今から、そのことについて述べようと思います。
実際のハラスメント対策の事例
・・・・とは言っても、実際のハラスメント防止対策は、個々の事例であり、それをそのまま言うのは、問題があります。
ここで、ハラスメント対策のアイデアや基本について述べたいと思います。
そもそも、ハラスメントって、なんで起こるの?
そもそも、ハラスメントは、なぜ起こるのでしょうか? 基本的には、「無意識・無自覚」で起こっているのが、ハラスメントです。
私は、何回も、ハラスメントの心理について、書いています。
これらの共通項は、「一方的なコミュニケーション」「自分だけが心理的優位に立とうとする」という事です。
相手のことを「褒める」ことを基準として、ハラスメント対策を行っていくことが効果的なのです。
褒めることを、徹底したハラスメント対策記事
本当は様々な事例を出したいのですが、個々の企業様の内部事情に関わるお話ですので、ここではお話しません。
ただ、どういう企業であっても、基本は大事です。その基本とは「ビジョン」と「(相手の気持ちを分かって)褒める」です。実は相手の想いや価値を認めることが、ハラスメントを無くす基本であり、その取り組みの仕方は無尽蔵にあるのです。
ご紹介いたします。
よく「褒めているつもりなのに、ハラスメントと言われた」ということがあります。これは、相手の気持ちを分からず、一方的に褒めているから起こることなのです。
ハラスメントを防ぐために大事な心がけ
結局のところ、ハラスメントを無くすためには、
- 気持ちを分かる。思いを分かる
- それを受け入れて
- 褒める
このプロセスで褒めることです。褒めると言っても、これだけの手段・方法があります。
相手の気持ちを分かって、相手の想いにコミットすることが大事なのです。そこをやり続けることが、結局のところ、ハラスメントを無くすことに繋がっていくのです。
まとめ
ハラスメントを無くすためには、「相手の存在や価値を認める働きかけをすること」が基本です。それを基調に、企業としての取り組みをすることが大事なのです。
企業様で、ハラスメント防止をお考えのところは、是非私たちにご相談ください。
下記フォームからもお問い合わせができますので、よろしくお願いいたします。