PIMCOを元社員がセクハラで提訴-誘い拒んだ後に降格と主張

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アメリカのセクハラのニュースです。ご紹介します。

PIMCOを元社員がセクハラで提訴-誘い拒んだ後に降格と主張 - Bloomberg

【引用はじめ】
パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の元社員1人が、同社勤務時代に複数の男性からセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ) を受けたと訴えた。上司だったブレント・ハリス元会長からの誘いを断った後には降格されたと主張している。

  カリフォルニア州サンタアナの州裁判所に提出された訴状でアマンダ・シエム氏は、2014ー18年に管理部門のアシスタントを務めていた際、こうした行為を受けたと述べた。同氏はPIMCOをセクハラで訴えた女性3人のうちの1人。3人は、同社がフラタニティ(男子学生社交クラブ)のように運営されているとして女性2人が昨年起こした訴訟に加わった。

  シエム氏によると、ハリス元会長は自宅での性的な誘いを拒絶した同氏を降格した。シエム氏はその後、同僚からいじめも受けたという。PIMCOの元コミュニケーション担当幹部からも繰り返し性的行為を求められたとシエム氏は主張している。

  PIMCOの広報担当マイケル・リード氏は発表文で、「当社は指摘されたあらゆる不正行為の申し立てを徹底的に調査する」とした上で、「あらゆる種類の差別や嫌がらせ、報復とは無縁なインクルーシブな職場を従業員に提供することに努めており、不正行為の申し立てがあった場合は厳格な手続きを講じる」と説明。「嫌がらせや差別、性的に不適切な行為などへの関与が判明した人の居場所は当社にはないだろう」とした。

  昨年退職したハリス元会長はコメントを控えた。
【引用終わり】

このセクハラは、対価型セクハラと呼ばれるものです。

対価型セクハラとは

労働者の意に反する性的な言動に対して拒否や抵抗をしたことにより、その労働者が解雇、降格、減給される、労働契約の更新が拒否される、昇進・昇格の対象から除外される、客観的に見て不利益な配置転換をされるなどの不利益を受けることをいう。

要は、セクハラに抵抗したことにより降格・減給されることです。