パワハラを正当化する心理とは。
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目次
パワハラ正当化の心理・・強制的に相手を説得
パワハラする人間の心理は・・無理やり強制的に相手を説得する というのがあります。そして、相手の価値を下げて、自分「だけ」優位に立とうとしています。
恐ろしいのは、これを「無意識」でやっているのですね。だから、どうしてもハラスメントされていると感じているのに気づかず、自分を正当化する人が多いのです。
行為には必ず動機があります。そして、動機には満たしたい欲求があります。
私たちは、納得するためには説得して前に進む。のです。
そして、パワハラ行為の根本は「自分だけが優位に立つ」=「自分だけが失敗を避ける」というのがあります。これをマイナス失敗回避欲求と言います。そして、ハラスメントの100%がこのマイナス失敗回避欲求から起こるのです。
パワハラする人の、コミュニケーションの取り方
つまり、パワハラ行為者は「相手を無理やり、強制的に納得させるために相手を説得する」のです。そのコミュニケーションの取り方(パワハラ行為者)は、以下のようになります。
- 強制的 無理やり 頭ごなし 押し付ける 責める 諦めさせる 威圧する 怯えさせる 萎縮させる 拒絶させる
そして、パワハラを正当化します。その時の行為は以下になります。
- パワハラしてないフリ。キチンと指導してるフリ 怒りで正当化する。拒絶感を持って正当化する。イヤイヤ正当化する。嫌悪感をもって正当化する。 場合によっては、正当化して復讐する。
そうすると、パワハラ(ハラスメント)を正当化する心理は、以下のようにまとめられるのです。
ハラスメントを受ける側の心理・・自分を無理やり納得させる
ハラスメントを受ける側は「自己否定感情」に陥りやすく、
- 自分が悪いんだー
- 自分が間違ってるんだー
- 自分が責められて当たり前だ~
と、我慢を重ねてメンタル疾患に陥ってしまいます。不安や恐れを、自己否定で完結させようとするのです。ですから、ハラスメントを受け入れっぱなしになる傾向が出てくるのです。
もう、ハラスメントを我慢しなくていいよ。
ハラスメント対策の基本は、これにつきます。
我慢するな!
ハラスメントだとはっきり言え!
これが、一番大事なのです。なぜなら従業員からハラスメントの相談を受けた場合、迅速に対応して、企業は再発防止措置を講じなければならないからです。
つまり、黙ると損! 言えば、法律を駆使して、ハラスメントを防止できるよ!ということを覚えていただければと思います。
まとめ
ハラスメント防止法の施行は、「ハラスメントを正当化する」「ハラスメント相談に対応しない」が法律的にも許されない状況になってきていることを示しています。
もし、上司のハラスメントでお悩みのかたがいらっしゃれば、私たちにご相談いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
今すぐに相談したい!という方は、下の相談フォームから、ご相談ください。
参考記事+動画
パワハラセクハラ相談の私たちの考え方は、こちらの記事も参照ください。
また、私たちは、パワハラ防止研修も行っています。研修の動画も参考いただければと思います。
春日井商工会議所 青年部さまでのハラスメント研修です