「パワハラだ!」と訴えられた時の心構えは?

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パワハラ!と突然言われて、訴えられ、非常に戸惑うこともあるかと思います。

しかも、パワハラと言われて、怒りが込み上げてしまうこともあるのではないでしょうか?

今回は、突然「パワハラ!」と訴えられた時の心構えをお伝えしたいと思います。

「パワハラ!」と訴えられた時の対応の基本は、素直であること

ハラスメント調査で、いきなり上司や人事に呼ばれたときなど、「パワハラ!」と訴えられた時に、どうすれば良いのか、困ってしまうこともあるかと思います。

しかし、どういう時でも「パワハラ!」と訴えられた場合に、大事にすべき心構えがあります。

「パワハラ!」と訴えられた時の大事にすべき心構え

  • 事実を素直に伝えましょう。
  • 相手が嫌な感情を抱いたことを率直に受け入れましょう。
  • どのようにしたら関係が改善するのか、反省すべきところは反省し、率先して改善コミュニケーションをとること。

一言でいえば、パワハラ!と言われたことを素直に受け入れて、自ら改善していくという事です。

ミニコラム・・私は悪くありません!は最悪

「パワハラ!」と訴えられて、よくある反応パターンは「私は悪くありません。だから、(ハラスメントだと言った)あいつが悪い」というケースですが、これは最悪です。

拒絶・無関心・無視・腹いせの心理が働くケースです。その心理のイメージとしては、アニメ「鬼滅の刃」に出てくる鬼舞辻無惨のようにでしょうか。

(画像はhttps://animeanime.jp/article/2020/05/06/53456.html から)

だけど、実際にこれをやる人は多いのです。私のハラスメント相談でも「相談したら、腹いせに攻撃された!(攻撃のしかたは多様です)」という内容は多いです。
また、 鬼舞辻無惨 とは、真逆の穏やかな対応で、「私はハラスメントしてません」という人もいます。

しかし、腹いせしたり、攻撃したりする(無視・遠ざけるなどの行為も含む)のは、会社のリスクを増大させる行為であるのと同じです。

パワハラと訴えられるパターン

パワハラで訴えられると言っても、様々なパターンがあります。そのパターンを分けてみたいと思います。

パワハラと訴えられるパターン

  • 「パワハラ!」と相手が直接、面と向かって言ってくる。
  • 相手がハラスメント相談窓口に相談し、相談窓口から事実調査のヒアリングが入る。
  • 相手が訴訟を起こし、被告となる

パワハラ!と訴えられるケースというのは、直接言われるケースと、間接的に言われるケースがあります。

いずれにしても、素直に受け入れることが大事なのです。では、それぞれのパターン別にみていきましょう

「パワハラ!」と直接相手が面と向かって言ってくる

パワハラ!と相手が直接面と向かって言う場合があります。この場合の対応法としては、

  • 一緒にハラスメント相談窓口に行く

というのが基本になります。ハラスメント防止法の観点から言えば、自分がハラスメントを2度としないためには、相談窓口に言って、会社としての対応をしてもらうことが大事なのです。

もし、相手が一方的にあなたを責めてばかりで、ハラスメント相談窓口に行くことを拒む場合は、そのことも含めて、一人でハラスメント相談窓口に相談することが大事です。

相手がハラスメント相談窓口に相談し、相談窓口から事実調査のヒアリングが入る。

これが一番スタンダードで、一番ありうるパターンです。これは一番基本的に対応できるパターンであり、相談窓口のヒアリングに対しては・・・・

・事実を素直に言う
・相手がパワハラだと感じた感情を素直に受け入れる
・反省すべきところは反省し、 率先して改善コミュニケーションをとること。

で対応しましょう。

この対応で対応していけば、思った以上にあなたに 良い結果がもたらされます。

反面、最悪なのは、「私は悪くない」をやり続けることです。

相手が訴訟を起こし、民事訴訟上の被告となる

ごく稀ですが、相手が訴訟を起こしてくることもあります。

しかもこの被告になるケースはいくつかあります。

被告になるケース

  • 自分だけが被告となるケース
  • 会社と自分が被告となるケース
  • 会社だけが被告となるケース(この場合、裁判の書面にあなたの名前が載り、時には証人喚問で証人になることもあります)

この時は、粛々と民事訴訟手続きに対応することです。間違っても原告となった相手を詰め寄ったりしてはいけません。

ミニコラム・・ハラスメント防止法は、会社の再発防止義務に、労働者も協力することを義務付けている。

ハラスメント防止法も、会社が行うハラスメント防止措置に、労働者が協力することを義務付けています。

ですから、私は悪くありません! 悪いのはあいつです! とやってしまったら↑の指針に反してしまうのです。

もし、この再発防止措置協力義務に反した

  • 腹いせ行為をした。
  • 再発防止措置に協力しない

という事実があると、会社がリスクを負い、貴方がリスクを負うのです。

だからこそ、会社の調査と対応を通して、積極的に関係改善を実践していくことが大事なのです。突っ張って、「私は悪くありません!そんなこと言うあいつが悪いんです!」と言い張れば言い張るほど、会社にリスクが伴ってしまうのです。

まとめ

いま、多くの企業でハラスメントに気を使っています。「ハラスメントを訴えられたけど、俺は何も悪いことをしていない!だから、関係改善なんかする必要は無い!」とやってしまった瞬間、自分の立場を危うくしてしまうという事を覚えておいてください。

パワハラ・セクハラ・マタハラの各防止法は、ハラスメントの訴え(相談)に対し、事実があろうとなかろうと、再発防止を行うことを義務付けています。そして、その義務に当事者が協力することも明示しているのです。

その点から考えても「パワハラ!」と言われたら、その気持ちを受け入れることが大事になってくるのです。

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