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ハラスメント相談コラム

パワハラで訴えられた時に、どうすれば良いですか?

ハラスメント対応の基本は、素直であること

ハラスメント調査で、いきなり上司や人事に呼ばれたとき、どうすれば良いのか、困ってしまうこともあるかと思います。

基本的には、パワハラ調査で人事や総務、役員など呼び出された場合の心構えとしていちばんだいじなのは、

  • 事実を素直に伝えましょう。
  • 相手が嫌な感情を抱いたことを率直に受け入れましょう。
  • どのようにしたら関係が改善するのか、反省すべきところは反省し、率先して改善コミュニケーションをとること。

ということです。

私は悪くありません!は最悪

逆に、よくあるパターンは「私は悪くありません。だから、(ハラスメントだと言った)あいつが悪い」というケースですが、これは最悪です。

拒絶・無関心・無視・腹いせの心理が働くケースです。印象としては、アニメ「鬼滅の刃」に出てくる鬼舞辻無惨のように(画像はhttps://animeanime.jp/article/2020/05/06/53456.html から)。

だけど、実際にこれをやる人は多いのです。私のハラスメント相談でも「相談したら、腹いせに攻撃された!(攻撃のしかたは多様です)」という内容は多いです。

しかし、腹いせしたり、攻撃したりする(無視・遠ざけるなどの行為も含む)のは、会社のリスクを増大させる行為であるのと同じです。

ハラスメント防止法は、会社の再発防止義務に、労働者も協力することを義務付けている。

ハラスメント防止法も、会社が行うハラスメント防止措置に、労働者が協力することを義務付けています。

ですから、私は悪くありません! 悪いのはあいつです! とやってしまったら↑の指針に反してしまうのです。

もし、

  • 腹いせ行為をした。
  • 再発防止措置に協力しない

という事実があると、会社がリスクを負い、貴方がリスクを負うのです。

だからこそ、会社の調査と対応を通して、積極的に関係改善を実践していくことが大事なのです。突っ張って、「私は悪くありません!そんなこと言うあいつが悪いんです!」と言い張れば言い張るほど、会社にリスクが伴ってしまうのです。

まとめ

いま、多くの企業でハラスメントに気を使っています。「ハラスメントを訴えられたけど、俺は何も悪いことをしていない!だから、関係改善なんかする必要は無い!」とやってしまった瞬間、法律に定められている義務を阻害することになるのです。

パワハラ・セクハラ・マタハラの各防止法は、ハラスメントの訴え(相談)に対し、事実があろうとなかろうと、再発防止を行うことを義務付けています。そして、その義務に当事者が協力することも明示しているのです。