パワハラは、解決策をしっかり準備すれば、楽に乗り越えることができる。
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パワハラは、どのように解決策を講じていくべきか、難しいと感じることがあります。しかし、パワハラ防止法が施行されてから、企業としても個人としても、基本的な対応さえすれば、解決に至りやすくなるという事は、あまり知られていません。
ここでは、パワハラの解決策を導き出すことへの阻害要因となりやすい「パワハラ相談は難しい」という感覚から、パワハラを解決に導く基本について、述べたいと思います。
目次
パワハラの解決策で抑えておくべきポイント。
~「パワハラ」相談は、対応が難しい~
私たちはパワハラ無料相談を通して感じているのは、「かなりのパワハラ相談には、別の問題が潜んでいる」という事です。
実は、「この別の問題」も見極めて具体的なアドバイスが必要になってきます。しかも、「パワハラ」という言葉が人口に膾炙してしまったがゆえに、不愉快なことを「パワハラ」と言う言葉に置き換えていることもあるので、本当の問題は何か、ということを見極めていく必要があるのです。
では、具体的にどういうところにパワハラ相談のむずかしさがあるのでしょうか。
問:パワハラの相談が「難しい」と言われる理由は?
答:相談者が「パワハラ」という言葉を曖昧に使うから
- 「パワハラ」という言葉が、広く人口に膾炙していて、使いやすい。
- 「パワハラ」という言葉で、不快感を代弁する
- 「パワハラ」という言葉で、自分が正しいことを証明しようとする
- 「パワハラ」という言葉で、同情を買おうとしている
パワハラという言葉が、不快な感情を正当化するために使われていて、物事の本質を捉えることを妨げている
ですから、パワハラの相談は、キチンと問題の本質を整理することが大事なのです。
実は、パワハラは楽に解決しやすい
実は、パワハラは「整理さえできれば」とても解決しやすい事柄でもあります。
パワハラを「楽に解決する」原則
- パワハラは「整理さえできれば」解決できる・・整理の原則
- パワハラ防止法にのっとって、会社のハラスメント相談窓口に相談する・・アクションの基本
- その他法違反があれば、それも(根拠をもって)効果的に活用する・・その他問題の活用
実は、この「整理」ができているか、できていないかが、パワハラを解決するための大きな分かれ道となります。そして、この「整理」ができてしまえば、楽にパワハラを解決に出来るのです。
また、パワハラを解決できない人には、次のような共通点があります。
パワハラを解決できなかったり、泣き寝入りする人の共通点
パワハラの整理をしない。又は整理することから逃げる
だから、遭っているパワハラについて整理するというのは、とても大事なことです。
ただ、その「整理」をどのようにしたらよいのか分からない人が多いのです。
では、どのようにしたらパワハラを解決できるように整理できるのでしょうか。その基本をお伝えします。
パワハラの解決策をしっかり準備するための整理の基本とは?
パワハラを整理する目的は「パワハラを解決する」ことです。ですから、準備としても「整理」と「戦略立て」が必要となってきます。
- 整理する
- 解決に対するアクション戦略を立てる
もう少し細かく言うと、以下のようになります。
パワハラ解決アクションの方向性を明確にしていく整理の基本
- 現状を把握し
- どうなりたいのかを整理し、
- 問題は何かを抽出し、
- どういう到達点が安心でき、そのために具体的に何をするのか。
これらを明確にしていく必要があるのは、アクションの方向性を明確にしていくことで、楽に行動を起こすことができるからです。
ですから、より具体的に整理していくためには、最低限、今から述べることを実践していく必要があります。これがパワハラの解決策をしっかり準備していくことになるのです。
「パワハラを解決する」ための準備・整理、基本原則
第1原則:不愉快に感じたこと(いわゆるパワハラ行為だと感じたこと)を、まとめる。
パワハラだと感じた行為や、不愉快に感じたことなどを
- いつ、
- どこで、
- 誰に、
- どのようなことをされたのか、
を時系列でまとめること。
第2原則:誰かに相談したのであれば、まとめる
パワハラ行為で困っていることを誰かに相談したのであれば、
- いつ、
- どこで、
- 誰に、
- どのような相談をし、
- どのようなアドバイスや回答を貰ったのか
を時系列でまとめること。
※第1原則と一緒に時系列でまとめると、なおさら良い
※相談した事実が無ければ、無いでも良い
第3原則:時系列でまとめた内容の検討
- 第一原則と第2原則でまとめた内容と、
- それを補強する証拠群を整理し、
- それらから、パワハラ行為と、パワハラ行為以外の違法行為の可能性を検討し、
まとめること。
証拠とは、労働契約書・給与明細・就業規則・録音・メール・その他証拠となりえるもの全てを言います。パワハラ防止に関する規定などは、必ず人事に言って、書面として確保するようにしてください。
「パワハラ」と思って相談したら、別の法違反の可能性が見つかることも良くあります。
第4原則:相談戦略を策定し、実行する
- 到達点(どういう状態になれば、良しとするのか)を見出し、
- 第1原則、第2原則、第3原則から、どこに、どのように相談すれば、効果的なのかを検討し、
- 相談後のそれぞれの相談窓口の対応もあらかじめ予測しながら、
- 相談戦略を策定し、
社内へのパワハラ相談を実行すること。
基本的には、ハラスメントを解決するには、会社のハラスメント相談窓口に相談することが基本となります。
しかし、検討した結果、他の相談窓口も併用した方が良い場合(特に、他の法違反の可能性が高い場合)もあるので、その部分も検討する必要があるのです。
到達点まで、しっかりと戦略戦術をもって準備することが大事なのです。
まとめ パワハラ解決はアクションが大事です。
パワハラを解決するための大原則があります。
パワハラを解決するための大原則
パワハラ解決のための行動を自ら起こすこと。
行動しなければ、パワハラは解決しません。しかし、その行動は根拠に基づいたアクションでなければ、泥沼に嵌ってしまうのです。そのため、パワハラは「整理」をすることが不可欠なのです。
パワハラで悩み、どのように解決すれば良いのか、困っている方は多いと思います。そのような悩みを持っていらっしゃる方、ぜひ、私たちにご相談いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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